退職祝いでしてはいけないタブーのこと

退職祝いを考えるにあたり、相手に贈ってはいけないタブーのプレゼントがあります。知らずに贈り、恥をかいては大変ですので、そうならないためにも以下のマナーを把握しておきましょう。

注意点

まずは、一般的にタブーとされている贈り物についてです。相手の負担を考えて、高価すぎるものやサイズが大きすぎるものは避けるようにしましょう。高価すぎるものを貰ってしまうと、相手は気兼ねしてしまったりお返しをせざるを得ない状況になります。また、大きすぎるプレゼントは持ち帰る際に負担となるため、避けるのが無難です。

避けるべき物

続いて、ナイフや包丁などの「切る」ものは「縁を切る」ことを連想させることから、贈り物としては避けた方が安心です。同じような理由から、「縁が壊れる・割れる」ことを連想させる鏡やガラス製品、陶器も避けた方が良いという考えがあります。 その他に、お花は退職祝いの贈り物として定番ではありますが、贈る花の種類には注意する必要があります。例えば、棘が付いたバラ・サボテン・アロエなどの種類は、「縁を傷つける」ことから縁起が良くないという考えがありますし、弔事に使用される白い菊もお祝いの花には相応しくありません。花がぽとりと落ちてしまう椿も、「首が落ちる」ことから死を連想させるとして、タブーとする考えがあります。花を贈る場合は、お祝いの花として縁起が悪くないかをきちんと調べた上で選ぶことが大切です。

贈り物を贈る相手

次に、退職祝いを贈る相手によってはタブーとなる贈り物があります。例えば、現金は目上の方に贈るものとして相応しくありません。金額が明確に分かりますし、相手を下に見ていると受け取られてしまいます。また、目上の方に対して、文具・時計・鞄などを贈るのも避けた方が無難です。文具は「勉学に励め」という意味に通じ、時計・鞄などは「仕事にまじめに励め」という意味に通じるからです。相手に対して失礼な意味を与えてしまうため注意しましょう。 なお、退職の理由が結婚などで、そのための「結婚祝い」を包んで渡す場合などは、当然ながらマナー違反ではありません。逆に言えば、結婚祝いや病気・災害見舞、香典などを包む場合以外には、現金を贈り物に選ぶことは避けましょう。 以上が、退職祝いで避けた方が良いタブーの内容です。相手から「この陶器が欲しい」といったような具体的な希望がある場合は例外ですが、自分たちで贈り物を選ぶ際は、一般的なマナーに沿って選んでおくと安心です。